蒸留所

蒸留器には大きく分けて単式蒸留器と連続式蒸留器があります。単式蒸留器ではその名の通り一回しか蒸留できません。
代表的なものはモルトウィスキーの蒸留に使われるポットスチルと、コニャックやカルバドスの蒸留に使われるアランビックです。

連続式蒸留器は棚が何層にも重なって塔のような構造になっており、一層一層が単式蒸留器と同じような働きをするので連続して蒸留ができ、一回でアルコール濃度が高いお酒を造ることができます。

リンゴブランデーの蒸留には、蒸留中に産生される不純物を取り除くことが容易な単式蒸留器が適しています。

カモシカシードル醸造所の500リットルアランビックはフランスのコニャック近郊に本社があるシャルヴィニャック社に製作を依頼し2020年に直輸入したものです。