Cidrerie
シードル醸造所
醸造室に運び込まれたリンゴはベルトコンベアー式原料洗浄破砕機で洗浄されながらタワー上部まで運ばれ、そこで破砕されます。
破砕されたリンゴを圧搾袋に詰めバスケットプレスで搾汁し、絞った果汁はポンプで発酵タンクに運ばれます。
当醸造所には24基、総容量約14キロリットルのタンクがあります。発酵タンクに入った果汁は酵母の作用によって発酵が始まります。
発酵で特に気を遣うのは温度管理です。
温度管理をしながら常に発酵の進行具合をモニターしています。
このために分析室が備わっています。
発酵が終わったシードルの中の酵母を沈殿させた後、上澄み部分をフィルターでろ過することによって澄んだシードルが出来上がります。このシードルにさらに糖分と酵母を加えて瓶詰すると、瓶内で二次発酵が始まり炭酸ガスが発生して豊かに泡立つシードルになります。
カモシカシードル醸造所では、人工的な炭酸ガスの添加は、一切行っていません。